年を越すために食べる習慣のある年越しそばは、近年では年末の最後の行事として非常に食べる人が増えています。 そこで年越しそばのおいしい選び方や、食べるときの正しいタイミングについて紹介します。 年越しそばを選ぶ際、生めんか乾麺か迷う人がいます。 適切な製造方法でそばを作る場合、実は乾麺と生めんではあまりちがいがありません。 そこで生か乾麺かを迷うより、自分がどの食感が好きかで選ぶのが一番です。 そばを選ぶとき、十割そばと二八そばという種類があります。 そば粉のほかにつなぎが入っているかどうかの違いです。 十割そばはそばの最高級品といわれていますが、つなぎが入っていないため、つるつるとした食感が味わえません。 その点二八そばは、2割ほどつなぎが入っているため、つるつるした食感が得られます。 そばには暖かいそばと冷たいそばがありますが、そば本来の味を味わいたいのであれば、冷たいほうがおいしいです。 暖かいそばを食べるなら、ゆであがった後しっかり水洗いして、ぬめりをとってください。 自分の舌に合うおいしいそばが見つかったら、年越しそばとして食べる用意をします。 年越しそばというからには、ゆっくりと除夜の鐘をききながら食べたいという人もいますが、基本的に年越しそばの目的は、金運や健康運を締めくくるというものです。 そのため、年をまたいで食べていると、開けた年の金運や健康運が悪くなるという言い伝えもあるので、年越しそばは年をまたいで食べないようにしましょう。 また、地域によっては年越しそばの種類や食べ方、味のつけ方などにも違いがありますが、味わって食べて新しい年を祝いましょう。 |